Modbus API
Limelight OSには(ipaddress):502
で動作するModbus TCPサーバーが搭載されています。
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整数:整数は符号付き(SIGNED)で、2の補数を使用してエンコードされています。この方法は普遍的に認識され、正確な符号の解釈を保証します。
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浮動小数点数:浮動小数点数はIEEE 754標準を使用してエンコードされています。Modbusプロトコルの16ビットレジスタ制限に準拠するため、浮動小数点数は2つの部分に分割されます:
- 上位16ビットは2番目のレジスタに、下位16ビットは最初のレジスタに格納されます。
- リトルエンディアン形式によりModbus仕様との互換性を確保します。
USBおよびイーサネットLimelightはModbusToolでテストできます。
Modbusは部品検査や産業オートメーションのユースケースをサポートします。Modbusを使い始めるには、以下の手順が必要です:
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イーサネットまたはUSB-C経由でLimelightに接続し、パイプラインを設定します。
- すべてのパイプラインはModbus経由で結果を出力しますが、Pythonスナップスクリプトパイプラインはカスタム入出力データをサポートするため、産業用途に非常に汎用性があります。
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Limelightに静的IPアドレスを割り当てます
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LimelightをModbusネットワークに接続します。
Modbusレジスタ仕様
入力/読み取り専用レジスタ
レジスタ | キー | 型 | 説明 |
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0 | hb | int | ハートビート値。フレームごとに1ずつ増加 |
1 | pipelineIndex | int | 現在アクティブなパイプラインインデックス(0〜9) |
2 | validTarget | int | 有効なターゲットが存在する場合は1、それ以外は0 |
3 | resultsCount | int | 結果の総数。すべてのフィデューシャル検出、ニューラル検出などを含む |
4 | ID | int | ID/チーム番号 |
5 | modbusMode | int | Modbusサーバー出力モード |
6 | cpuTemp | int | CPU温度(摂氏) |
7 | cpuUsage | int | CPU使用率(パーセント) |
8 | ramUsage | int | RAM使用率(パーセント) |
9 | currentFPS | int | 現在のフレームレート(FPS) |
10 | captureLatency | int | キャプチャレイテンシー(ミリ秒) |
11 | targetLatency | int | 処理レイテンシー(ミリ秒) |
12-15 | 予約済み | int |
出力モードが0に設定されている場合:
レジスタ | キー | 型 |
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